今日のニュースより完全失業率の話がありましたので、総務省統計局のホームページより調べてみました。まず、完全失業率は今日のニュースがあったように、前月と同じ4.0%でした。

完全失業者数にすると266万人もいます。これは前月に比べ3万人(1.1%)も増えているのです。

失業者の内訳としましては、「非自発的な離職」が3万人(3.5%)の増加、「自発的な離職」は2万人の増加です。ちなみに非自発的な離職は、定年又は雇用期間が満了及び勤め先や事業の都合のことです。定年や雇用期間なら仕方ないのですが、リストラ等は厳しいですね。

男女別で比べると、男性は前月と同じ4.3%、女性は前月に比べて0.2ポイントの上昇です。
年齢階級別では、男性は45~54歳の年齢階級では全月に比べて上昇しています。
また、15~24歳及び35~44歳の年齢階級では、完全失業率は前月に比べ低下しています。

女性は15~24歳、25~34歳及び45~54歳の年齢階級で、完全失業率は前月に比べ上昇しています。20代は結婚などの寿退社というのもあり、スキルアップのために転職を考えている方も含まれているかと思います。

非労働力人口は4488万人います。前月に比べ16万人(0.4%)の減少ですが、非労働力は言葉の通り仕事をしていない方が4488万人いるという事なのです。

2011年に比べるとだいぶ完全失業者率が少なくはなっていますが、働きたくても働けないという人が266万人いるという現実を受け止めて、鹿児島市の就職情報を更新し続けていきたいと思います。

これからも宜しくお願いいたします。